#03:コイが釣りやすいシーズンとは?
さて、釣り場の目星がついたら、道具を揃えてさっそく釣りに出かけましょう!と言いたいところですが、相手は魚。いつでも釣れるわけではありません。コイは魚類のなかでも比較的高水温を好むので、冬の寒い時期は動きが鈍く、なかなか釣れないものなのです。
では、いつからがベストシーズンになるのでしょう? 桜が咲く頃になれば、人は野外へと誘われます。しかし、水は空気よりも温まりにくいので、池の中はまだ冬。桜が散ったあとがオススメです。
釣れるシーズンは、寒くて外に出たくなくなったあとも続きます。そう、温まりにくい水は、同時に冷めにくいのです。とはいえ、北風が吹く時期に外で釣りをするのは人間にとって辛いものですから、無理はしないほうが賢明ですね。
では、いつからがベストシーズンになるのでしょう? 桜が咲く頃になれば、人は野外へと誘われます。しかし、水は空気よりも温まりにくいので、池の中はまだ冬。桜が散ったあとがオススメです。
釣れるシーズンは、寒くて外に出たくなくなったあとも続きます。そう、温まりにくい水は、同時に冷めにくいのです。とはいえ、北風が吹く時期に外で釣りをするのは人間にとって辛いものですから、無理はしないほうが賢明ですね。
釣れるシーズンを左右するもうひとつの要素は、魚の産卵時期です。コイに限らず、産卵行動に入った魚は、エサをあまり摂らなくなります。
コイの産卵行動は、地域によって差がありますが、4〜5月であるのが普通。浅い場所に群れが入り込んでくる様子から「乗っ込み」と呼ばれます。もっとも、池にいるすべてのコイがいっぺんに産卵行動を起こすわけではないので、まったく釣れないということはありません。産卵行動に入る前と、産卵が終わってひと段落したときは、体力をつけるために積極的にエサを摂ります。これを「荒食い」などと呼び、いい釣りをする最大のチャンスとされています。
コイの産卵行動は、地域によって差がありますが、4〜5月であるのが普通。浅い場所に群れが入り込んでくる様子から「乗っ込み」と呼ばれます。もっとも、池にいるすべてのコイがいっぺんに産卵行動を起こすわけではないので、まったく釣れないということはありません。産卵行動に入る前と、産卵が終わってひと段落したときは、体力をつけるために積極的にエサを摂ります。これを「荒食い」などと呼び、いい釣りをする最大のチャンスとされています。
以上は「知っておいた方がちょっと賢くなった気がする」という程度の、基本となる考え方。実際のところ、公園の池のコイは、天然の池や川のコイとは行動が少し違うものです。具体的には、シーズンによる劇的な差はなく、魚の密度が高いので、まずは竿を出してみる(竿を出す=実際に釣りをする)ことをオススメします。
シーズンよりも気にするべきは、前日との状況の違い。まだ水温が上がりきらない時期、前日より水温が1度下がるだけで、魚の活性(エサをとる元気、とでもいえばいいでしょうか)は下がります。前日は晴れていたのに、今日は朝から冷たい雨が降っている……というようなときは、あまり期待できないものです。
同じ理屈で、水温が低い時期は、朝方より水が温まる日中以降に活性が高まり、水温が高い時期は水がまだ温まらない朝方のほうが釣りやすいということは言えます。釣りのためだけに行く時間を調整するのは難しいかもしれませんが、これらのことを頭に入れておくだけで、多少は釣れる可能性が高まるはずです。
つーことで、「#04:コイ釣りに必要な道具」に続く!
*本解説は小林重工ではなく「589本舗」が書いています。