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#08:ノベ竿の仕掛け。

ノベ竿のコイ釣りには、ウキ釣りとパンプカ(パンを浮かせて釣る)の2通りがあります。まずはウキ釣りの仕掛けについて説明しましょう。

ウキ釣りに使われるエサには、練りエサ、活きエサ(ミミズなど)、人工エサ(ボイリー)などがありますが、ここでは練りエサ使用(はっきり言えば589EXシリーズ)を前提としています。その理由は、エサの項目で改めて説明します。

仕掛けは、魚に近い側から順に

1)ハリ
2)ハリス
3)接続具(サルカンなど)
4)ミチイト
5)オモリ
6)ウキ
7)穂先に接続するスナップ(穂先をループしている場合)

以上で構成されるのが一般的です。「一般的」と書いたのは、いくつかのバリエーションがあるからなのですが、それはのちほど説明するとして、まずは一般的な仕掛けの各パーツについて知っておきましょう。

その前に、大前提として理解しておきたいのは、「仕掛けはバランスが大事」ということです。大きな魚を釣るために、ハリだけを強いものにしても、細いままのイトは切れてしまいます。当然、その逆も起こり得ます。全体的に強くしなければ、あまり意味がないのです。
そして、仕掛けの中で一番弱いところが、その仕掛けの最大強度になります。たいていの場合、それは接続部、もしくはハリにします。穂先との接続部が一番弱いと、仕掛けが切れたときに丸ごと失ってしまうからです。

ベテランの方のなかには、以下で解説する仕掛けに対して「強すぎるのでは?」と思う人がいるかもしれません。実際、釣り入門書などで標準とされている仕掛けよりも、かなり強いです。
公園の池では、ときに考えられないような大物が釣れる可能性があります。加えて、太い仕掛けなら、交換の頻度が少なくて済みます。とくに、仕掛け作りができない、あるいは仕掛けの扱いに慣れておらず、傷めてしまいやすいビギナーにとっては、太い仕掛けは欠点より利点が大きいと考えています。
ただし、ここで紹介する仕掛け(の強さ)は、強めの万能竿の使用を前提としています。柔らかい竿やカーボン竿を使う場合は、竿が折れる前に仕掛けが切れるよう、より繊細な仕掛けにしたほうが無難です。

それと、もうひとつ大切なこと!
仕掛けの長さは、竿の長さとだいたい同じにするのが基本です。長すぎても、短すぎても扱いづらくなります。
それでは、各パーツについて説明しましょう。

1)ハリを選ぶ
練りエサを使うコイ釣りに向くハリは、「ヘラスレ」などと呼ばれるヘラブナ釣り用のハリです。「コイスレ」など、コイの名が付いたハリもありますが、基本的には同じだと考えて構いません。
「スレ」はカエシ(ハリの先端付近についた小さな尖った部分)がないハリという意味。カエシは、魚の口に掛かったハリが抜けないようにするものという人もいますが、実際にはその効果は低く(むしろハリ穴が大きくなって外れやすくなることも)、ハリに付けたミミズなどのエサが落ちないようにするものと考えるのが正解です。
練りエサを使う場合、カエシがあってもなくてもエサの落ちやすさには関係がないので、スレバリを使います。また、万一、衣服や肌に刺さってしまったときも、スレバリのほうが抜きやすいので、練りエサを使うなら必ずスレバリを使うようにしてください。



ハリには大小さまざまなサイズがあります。大きな口の魚を釣るとき、練りエサを大きく付けたいときは、大きなハリのほうが有利です。ハリは、魚の口にさえ入れば、大きいほど掛かりやすいもの。ハリのサイズは「●号」と示されますが、コイ釣りではヘラスレ6号以上が目安です。

サイズとともに、太さも重要な要素です。単純にいって太いハリのほうが強いので、パッケージに「太軸」と書かれているものを選びましょう。
ただし、軸が太くなるとハリは重くなります。水底にあるエサをハリごと吸い込ませるのが練りエサを使ったコイ釣りの基本ですが、重くなるほどコイが吸い込みにくくなるので、あまりに太い軸のハリは適しません。
私がよく使っているのは、「がまかつ/ヘラスレ」の9号。ちなみに釣り堀では、大きいハリだとスレ掛かり(ハリが魚の体などに引っかかること)が多発することがあるので、少し小さめの「オーナーばり/へらプロスト」6号あたりを使います。さらに、小型のフナなどを釣る際は、「オーナーばり/へらプロスト」の4号あたり。ハリのサイズに加え、「ヘラスレ」より「へらプロスト」のほうが軸が細く、小さなアタリに対して刺さりやすいのも、こちらを選ぶ理由ですが……そこまでシビアに考える必要はないかもしれませんね。その差を感じたことはないですし(鈍感なだけ?)。

ついでに言えば、パンプカ(コ式)のハリはかなり大型、かつ重いものを使っています。それは魚がエサを加えるときの動作が、練りエサの釣りとはまったく違うことが理由になっています。ハリが重いとパンが沈みがちですが、コ式が浮力を担っているので問題にはなりません。

ちなみにハリは、使うほどにハリ先が鈍るなどして刺さりが悪くなるものですが、アタリが大きく、アワセも強いコイ釣りではそれほど気にする必要はないでしょう。ただし、ハリ先が折れたり曲がったり、あるいはハリ自体が伸ばされたりしたら、必ず交換しましょう。
2)ハリスを選ぶ
ハリスとは、ハリに結ぶイトのことです。ハリにイトを結ぶのはかなり面倒な作業なので、最初からハリスが結んであるハリを購入するのがオススメです。
この「ハリス付きハリ」では、ハリスにフロロカーボン製のイトが使われているのが一般的です。フロロカーボンとは、ナイロンよりも比重が重い素材で、水になじみやすい(抵抗なく沈んでいく)のが利点。硬く、張りがある素材なので、イト絡みなどのトラブルもあまり起きません。たいてい、30センチほどのハリスがついた状態で売られていますが、そこまで長くする必要はなく、ハリから接続部まで7〜10センチあれば十分です。



ハリスの太さは号数で示されます。ルアー釣り用などのイトは「ポンド表示」といって強度が示されていますが、だいたいポンド数を4で割った数字が号数だと考えればいいでしょう。
コイ釣りに向くのは、3号以上。釣り堀では1.5号以下の細いハリスも使われますが、公園や野釣りではさらに太い5号程度のハリスも使われます。
私は4号以上を多用し、場合によっては6号程度まで太くします。太くても釣れ具合に差を感じたことはない、というのが実際のところです。また、太いほうが、多少痛んでも切れる心配が少ないので、太めを選ぶことをオススメします。

とはいえ、そんなに太いハリスがついたハリは、市販されていません。私の場合は、ハリだけを購入し、ハリスを自分で結んでいます。先ほど、「ハリを結ぶのは面倒な作業」と書きましたが、「自動ハリス結び器」という電動マシーン(?)があれば簡単に行なえます。
私が使っているのはhapyson社の自動ハリス結び器。使用可能とされているハリのサイズやハリスの太さを大幅に超えて結んでいますが、今のところ不具合はありません。

太いハリスにする際、私はナイロンイトを選びます。ハリス用にわざわざフロロカーボン製のイトを持ち運ぶのが面倒(買うのが嫌)ということもありますが、フロロカーボンの4号以上となると、張りがありすぎてハリにうまく結べないというのが一番の理由です。
ハリスは傷んだら交換します。ときおり指でつまんだ間を滑らせてみて、ザラザラした感じがあったら即、交換しましょう。
3)接続具を選ぶ
ハリスとミチイトは、サルカンなどの接続具を介して接続します。
接続具を介す理由は3つあります。ひとつは、痛みやすいハリスだけを取り替えられるようにするため。つぎに、根掛かりなどをしたときに、ハリスから下だけが切れるようにするため。最後は、接続具の上にオモリを取り付けることで、オモリがずれるトラブルを防げることです。

サルカンには「タル型」と呼ばれるタイプと、「ローリングサルカン」や「パワースイベル」という名のタイプがあります。多少値は張るものの、同じサイズなら圧倒的に強度が高い後者をオススメします。なお、小型の魚を相手にするときは、ハリス交換が楽な「自動ハリス留め」と呼ばれる接続具も使われますが、引きの強いコイを釣るには適しません。
私がよく使っているのは「NTパワースイベル」の5号。強度はもっと小さいものでも十分なのですが、あまりに小さいと、釣り場で落としたとき(よくあることです)に見つけにくいので、このくらいの大きさにしています。
4)ミチイトを選ぶ

ミチイトとは、穂先(竿先)から接続具までの間のイトのこと。ここには比重が軽く、伸び率の高いナイロンイトを使用します。フロロカーボンイトを使うと、イトが沈むことでウキが手前に寄ってくるなど、不具合が出てしまうので、ナイロンイトが唯一の選択肢です。
ベテランの中には、同じ強度なら細くでき、比重も軽いPE(ポリエチレン)イトを使う人もいますが、伸びがないので魚の引きを吸収せず、また、結節部分の強度を保つのが難しいのでオススメはしません。



私が多用するのはナイロンの6〜8号。釣り堀では3号前後、大物が釣れる可能性がある釣り場では、10号以上を使うこともあります。太い(強い)イトのほうが、擦れたり、紫外線で劣化したりして強度が下がっても使い続けられるし、一般的に言われる「太いと釣果が落ちる」という実感がまったくないので、太イトを使っています。
ビギナーの方には、接続具などへの結びやすさを考えると、5〜6号が使いやすいと思います。ハリスが先に切れるように、ハリスより1〜2号太いもの(ミチイト5号なら、ハリスは4号まで)を使いましょう。

商品としては、「銀鱗」など、品質に定評のあるものがオススメですが、廉価なものでも構いません。ただ、300m巻1,000円などという商品を、安いからといって購入しても使い切ることはないのではないでしょうか。ナイロンは紫外線で劣化しますから、50m巻きのものを選んだほうがいいと思います。

ミチイトはあまり傷まないので、交換の頻度は少なくて構いませんが、ハリス同様、ザラザラしたところがあったら交換したほうがいいでしょう。もっとも、6号程度の太いイトを使っていれば(かつ超大物が釣れる可能性がなければ)、しばらくそのまま使い続けても構わないと思います。
5)オモリを選ぶ
オモリは後述するウキの浮力に合わせて選ぶのが基本です。公園のコイ釣りは、オモリが水底に着いた状態の、いわゆる「底釣り(オモリベタ)」が基本ですので、ウキを完全に沈めるだけの重さがあるものを取り付けます。
ただし、釣り堀などでより繊細なアタリをとりたいときは、エサのついたハリのみが底に着いている状態にします(ほかにもメリットあり)。この場合、オモリはウキが2/3ほど沈んだ状態をキープできる重さのものを選ぶ必要があります。この釣り方は、少し難しいので、別途、詳しく解説しましょう。

ノベ竿のコイ釣りに使われるオモリとしては、丸型の「ガン玉(カミツブシオモリ)」、楕円形の「割ビシ」、板状の「板オモリ」などがあります。
板オモリは長さを変えることで、重さを微妙に調整できるのが一番の利点ですが、ここで解説する底釣りでは、そこまでシビアになる必要がありません。ガン玉か割ビシで十分に対応できます。

重さは、前述の通り、使うウキが完全に沈む重さ。使うウキによって変える必要がありますが、一般的にコイ釣りで使われるウキをイメージすると、ガン玉のB(0.6g)〜4B(1.4g)、割ビシなら「小(0.4g)」〜「大大(1.35g)」を用意しておけば事足ります。使うウキが決まっていれば、それに合わせればよいでしょう。オモリは接続具のすぐ上に取り付けますが、重さが足りなければふたつ、3つとつけても構いません。
水の流れのあるところでは、仕掛けが流れてしまわないように、より重いオモリを使用する必要があります。流れが強く、速いときは、10g程度のオモリを使うこともあります。
6)ウキを選ぶ
ウキにはさまざまなタイプがあります。ノベ竿の釣りには、丸型の「玉ウキ」、紡錘形の「トウガラシウキ」、ボディに細いストローのようなトップ部分が付いた「ヘラウキタイプ」、丸型やフットボール型のウキをいくつも連ねる「シモリウキ」などが使われますが、コイ釣りによく使われるのはヘラウキタイプです。



ヘラウキ(上の写真には入っていません。すいません……)とは、ヘラブナ釣り用のウキのこと。わざわざ「タイプ」とつけたのは、ヘラウキと同じような形状でありながら、浮力が高く、かつ安価なものを選ぶべきだからです。
浮力が高いかどうかは、ボディの太さと、トップの太さが関係します。こう書くと選ぶのが難しいように感じるかもしれませんが、実売価格で300円程度のものであれば間違いはないでしょう。
ちなみにヘラウキは1,000円以上(3,000円以上も当たり前)です。高いウキのほうがよいのでは?と、こちらを選んでしまうと、敏感すぎて(それがヘラブナ釣りには必要な性能なのですが)かえって使いづらいです。

サイズは、全長20〜30センチのものが使いやすいでしょう。長い竿で遠くのポイントを探るときは、長いウキのほうが見やすいです。逆に、短い竿で足元付近を探る際は、短めで構いません。とくに水深が浅いところでは、長いウキだと水中に入っているボディが魚を警戒させることもあり得ます。

ウキをミチイトにセットするには、いくつかの方法があります。
一番簡単なのは、「ウキ留めゴム」と呼ばれるゴム管にミチイトを通し、ゴム管にウキの下端を押し込む方法。ですが、この方法はオススメしません。強くアワセを入れたときなど、衝撃が加わるとウキが抜けてしまうことがあるからです。
基本は、ウキの下端に接続具を付け、そこにミチイトを通して、上下をウキ留めイトとシモリ玉で挟む方法です。上下のウキ留めイトの間隔は3センチ以上あれば十分。この余裕があることで、ウキが抜けてしまうことを防げます。



以上は一般的な話ですが、バリエーションとしてふたつのタイプを紹介しましょう。

ひとつは、流れのある場所で使う「カンザシウキ」というタイプ。これはボディが非常に太くなっていて、流れに押されてウキが沈むことを最大限抑えてくれます。
私が多用するのは「589本舗/亜多利」。沈みにくく、足元でも遠くでも見やすいのが利点です。



もうひとつのウキのバリエーションは、「589本舗/甲型ウキ」。
細長い発泡素材にイトが付いただけのシンプルなウキで、あまり売られていないことを除けば(589本舗販売部でしか取り扱っていないため。すいません……)、ビギナーさんに一番オススメです。



このウキは、ウキ留めイトを結ぶ要領でミチイトに接続します。





システムがシンプルになるので、トラブルが少ないのが大きな利点。発泡素材のため、破損することもありません。強いアワセで衝撃が加わると、ウキの位置が下にずれてしまいますが、ウキを結んだイトのすぐ下に別のウキ留めイトを結んでおくと、これを防ぐことができます。

唯一の欠点は、一度ミチイトに結ぶと、外すことがほぼできないということ。ですが、何度も使える太めのミチイトを選べば、経済的にとやかく言うレベルではないでしょう。
7)穂先の接続具
穂先がリリアンの場合、ミチイトとリリアンは「チチワ結び」で接続します。ですが、太イトではうまく結べない(自然に緩んでしまいがち)であることは前述の通り。よって、穂先をループにし、「スナップ」と呼ばれる接続具で接続します。



ほかのパーツ同様、スナップにもいくつかのタイプがあります。私が多用するのは、小型でも強度の高い「カルティバ/クロスロックスナップ」という商品。もっとも小さな「00」サイズでも強度50ポンド(25㎏)と十分なのですが、小さいと開閉に苦労するので、0号以上をよく使います。
なお、「強い(大きい)スナップは重くなって穂先の感度が下がる」という話を聞くことがあるかもしれませんが、ウキでアタリを感知するコイ釣りではこだわる必要がありません。強めのほうが強度低下を気にせず長く使えるので、経済的にもお得です。
さて、以上で一般的な仕掛けの解説は終了です。ここからは、実際に私が使う仕掛けのバリエーションを紹介しましょう。

ひとつめは、ハリ・ハリス・オモリが一体になった「589式」という仕掛け。零號、壱號、弐號の3サイズあり、浅場から流れのあるところまで対応しています。



ハリスはダクロン製で、長さは5センチほど。ダクロンはしなやかなので、コイがハリを吸い込みやすいのが利点です。仕掛けのセットが簡単なのも大きな利点。ミチイトの端に結ぶだけでセット完了!なので、イトを結ぶのが苦手なビギナーには、とくにおすすめです。

もうひとつは、ミチイトとハリスを別にせず、1本のイトで通す、いわゆる「通し仕掛け」です。589本舗販売部では、9尺の竿に合わせた「5EN(こーえん)-9」を販売しています。



通し仕掛けのメリットは、イトを結ぶ場所が穂先とハリの2カ所だけなので、強度低下の恐れが最小限に抑えられるということ。簡単に言えば「切れられないための仕掛け」です。逆に、根掛かりするとなかなか切れなくて困るので、根掛かりが多発する釣り場にはあまり向きません。
ガン玉の下に接続具などがないとアワセの衝撃などでガン玉が下に動いてしまいますが、これを防ぐために、ガン玉のすぐ下にウキ留めイトを結んでいます。

通し仕掛けの欠点は、イトの一部が傷んだら、すべて交換しなければならないことです。ですが、すべて新しくしても大した金額になるわけではないので、そこは気にしなくてもいいのでは……と思います。
ハリの近くだけが傷んだ、ハリが伸びたという場合は、その部分を切ってサルカンを結び、ハリスとハリを接続するという手もありますが、ハリスが長くなりすぎないように注意したほうがいいでしょう。


ところで、仕掛けを作るためには、いくつかの結び方を覚える必要があります。
穂先のリリアンとミチイトを接続する「チチワ結び」。ミチイトと接続具、接続具とハリスを接続する「ユニノット」もしくは「クリンチノット」。ハリスとハリを接続する「外掛け結び」など。そして、ウキ留めイトをミチイトに結ぶ方法。
いずれもここで改めて紹介するまでもなく、釣りイトメーカーのHPなどでイラスト入りで解説されているので、そちらを参考にしてください。

もっとも、仕掛けの構成によっては、ユニノットひとつで仕掛けを作ることも可能です。穂先をループにして、ミチイトとスナップ接続にすれば、「チチワ結び」は不要。ハリス付きハリを買うか、自動ハリス結び器を使えば、「外掛け結び」も覚える必要はありません。そして、ウキ留めイトの結び方は、ユニノットとほとんど変わりません。

なお、どんなに上手に結んでも、結節部分はイトそのものの強度の7〜9割ほどに低下してしまいます。仕掛け全体の強度を保つためには、結節部分(イトを結んだところ)の強度を落とさないことがカギ。結び目を引き絞る前に、唾液などで湿らせておいて、摩擦熱でイトが傷まないようにするのがひとつの方法です。

もっと根本的に強度をアップさせるには、イトをふたつ折りにした状態で結ぶのが手。
ユニノットにしてもクリンチノットにしても、イトに強い力がかかると、結び目に巻かれているイトが押しつぶされるような状態になって切れることが多いです。そのため、細いイトほど多く巻きつけて結ぶ必要があるのですが、イトを二重にして結ぶと、力が加わるイトの間に、力が加わらないイトが挟まれる状態となり、それがクッションになってくれるのです。接続具との間にかかる力も、イトを二重にすることで分散されます。
ちょっとややこしい話になりましたが、とにかくイトは二重にして結ぶ!と覚えていただければよいかと思います。
仕掛けはあらかじめ作っておき、収納ケースに入れて持っていくのがベストです。慣れてくれば、現場で状況を見ながら仕掛けを作ることも可能ですが、仕掛け作りに慣れていないと、ハリやオモリといった小さいパーツを落としてしまいがちです。

仕掛けは、仕掛け巻きと呼ばれるものに巻いておきます。
釣具店で売られている仕掛け巻きにはいろいろなタイプがありますが、どれでも構わないと思います。私は、DIYショップで売られている、厚さ1センチのEVAシートを、6×8センチ程度にカットして仕掛け巻きにしています。
仕掛けをあらかじめ十分に用意してあれば、別途、オモリやウキ、イトなどは持っていく必要はありません。ですが、私の場合、初めての釣り場に行くことも多いので、現場で対応できるよう、オモリ、ウキ、イト、接続具などをプラスチックケース(100円ショップで買える密閉容器でもOK)に入れて持っていきます。

つーことで、「#09:エサの選び方と使い方」に続く!

*本解説は小林重工ではなく「589本舗」が書いています。
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