589本舗 釣りエサ「589EX 日本一」をリリースする589本舗の公式ブログ! みなさまからいただいた釣果情報を中心に、新製品情報、イベント情報などを発信!

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#09:エサの選び方と使い方。

コイはさまざまなものを捕食する、いわゆる雑食性の魚です。水底の有機物(生ゴミ的な感じでしょうか)、水面に浮かぶ昆虫、ザリガニ、小魚、タニシといった小動物、さらには水面に落ちる木の実などまで食べてしまいます。

釣りエサとしては、ザリガニやタニシも使われますが、ミミズと練りエサがポピュラーです。
ミミズと練りエサは、どちらも釣具店などで購入できますが、オススメは練りエサ。ミミズはとてもいいエサなのですが、生きているミミズにハリを刺すのに抵抗がある人は多いでしょう。また、保管が効かないので、釣りに行く前に購入しないとならないため、「気が向いたら公園に……」というスタイルには向きません。
一方、練りエサは、粉末状で売られていて、現場で水を混ぜてつくるものなので、保管も持ち運びも楽。また、水の中で溶け出して広い範囲から魚を寄せることができるので、ポイント(エサの投入点)が完璧でなくても釣れる可能性が高く、結果も早く出る傾向にあります。
なお、人工エサ(ボイリーなど)については、説明しはじめると長〜くなるので、ここでは触れないでおきましょう。
釣具店に行くと、さまざまな練りエサが売られています。コイ釣り用、ヘラブナ釣り用、小魚釣り用のほか、磯釣り用など、バリエーション豊富です。コイを釣るには、当然、コイ釣り用の練りエサが向いています。
589本舗で製造しているのは、小林重工の鋭いアイデアを元に作られた「589EX」「589EX 破泡度(パワード)」「589EX 日本一(にっぽんいち)」。「どんな練りエサを選んだらいいの?」と聞かれれば、もちろん「589EXシリーズ」としか言いようがないですし、実際、よく釣れるエサであると自負していますので(その秘密は……ベテラン向けの話になるので、ここでは割愛)、以降はこのシリーズを例にとって解説します。



589EXシリーズに限らず、練りエサを選ぶカギのひとつは、溶け出す速さです。専門的には「バラけやすさ」などとも言います。
バラけが速いエサは、ハリに残っている時間が短い反面、素早く拡散して魚を集めます。バラけが遅いエサはその反対なので、あまり魚影が濃くなく、じっくりアタリを待つような釣りに向いています。589EXシリーズでは、バラけやすい順に「589EX 破泡度」>「589EX 日本一」「589EX」(後2者はだいたいいっしょ)となります。
下の写真は、水の中に入れて5分くらいしたあとの「589EX 破泡度(右)」と、「589EX(左)」。何分でバラけるかは、水温や、水流の有無、練り込み方で変わりますが、とにかく右のほうが早くバラけていることが分かります。



もっとも、どんな練りエサでも、強く練り込めばバラけにくくなります。また、集魚力を高めるために、大きくハリにつけたり、撒きエサをする(釣り場のルール上、問題がなければ)ことも可能です。ですので、ビギナーの方には、シリーズのなかでも価格の安い「589EX 日本一」をオススメします。

589EXシリーズは少量生産のため、大手メーカーの商品に比べて価格が高いのが難点、というか申し訳なく思っている点です。とはいえ、私の釣りでの平均を考えると、半日の釣りで1/3〜1/2袋の使用であり、より短時間で結果を出せることもあって、気にするほどではないと思っています。
コストを下げるには、ほかの材料と混ぜて使うのが手です。私がよくやるのは、パン粉と半々で混ぜる方法。とくに釣り堀など、魚影の濃い場所では、これで十分な結果が出せています。また、ヘラブナ釣りなど、バラけ性を高めたいときも、バン粉を混ぜるのは良い方法です。
他メーカーのエサと混ぜる方もいらっしゃいますが、実はあまり勧められない方法です。というのも、大手メーカーの練りエサは、釣具店で保管している間に虫が湧いたり、カビが生えたりということを防ぐため、保存料のようなものが含まれているからです。私は、魚がこうした物質を忌避すると考えているので、589EXシリーズには使っていません(反面、虫が湧く可能性があるのですが)。
「589EX」シリーズの作り方は、基本的にすべて一緒。エサ2に対して水1を加え、しゃもじなどを使って水を満遍なくいきわたらせたら2〜3分待ちます。その後、よく混ぜて出来上がりです。「破泡度」に関しては、少し水を少なめ(1〜2割減)にしたほうが具合がよいです。
ちなみに大手メーカーの練りエサであれば、パッケージに作り方がイラスト入りで説明されていますので、それに従って作れば問題ありません。


ヘラブナ釣りをする人は、出来上がったエサの硬さ(これを「タッチ」などと呼びます)にこだわりますが、コイ釣りにおいては、あまり神経質になる必要はありません。極論すれば、ハリについていさえいれば、釣れる可能性は十分にあります。
水を入れすぎてべちょべちょになってしまうと、仕掛けを投入する際にエサが落ちることがありますが、こうなると釣れる釣れない以前の問題です。

水中のエサがどれくらいハリに残っているかは、前述の通り、エサのタイプや練り込み具合、つけたエサの大きさ、さらには水温や水の流れの有無で変わります。強めに練り込んだ「589EX」なら15分以上、もつこともあります。
現場では、エサを投入してしばらくしたら仕掛けを引き上げ、エサが残っているかどうか確認しましょう。何度か繰り返せば、使っているエサがどれくらいもつのか分かると思います。できるだけ正確に把握したいのであれば、エサの投入と同時に、水を張ったボウルなどに丸めたエサを入れて観察すればよいでしょう。私は正直、面倒なのでやっていませんが……。

作ったエサは、ギンナンの実くらいの大きさに丸め、ハリを埋め込んで丸型、もしくは涙型にするのが基本です。





魚の寄りが悪いときは、エサを少しポイントに撒くのがひとつの手ですが(ルールで禁止されていないのが前提)、ほかに大きめ(ピンポン球くらいにすることもあります)につけるのもアリです。
大きくすると溶けて拡散する効果が高くなり、同時にアタリをじっくり待つこともできます。大きすぎると一発ではコイの口に入りませんが、ウキが小さく動く、いわゆる「前アタリ」を我慢して待ち、大きなアタリ(本アタリ)でアワせれば問題ありません。
ただし、釣り堀などの魚影の濃い場所でエサを大きくすると、効率が悪くなるばかりか、周りに寄ってきた魚の体にハリが引っかかる、いわゆる「スレ」が多発するので、常に小さめにつけるのが基本。場所や状況に合わせて大きさやタッチを試行錯誤するのも、楽しい作業かもしれませんね。
つーことで、「#10:釣り方の基本〜ポイントの選び方」に続く!

そうそう、このハウツーコラムを読んで不明な点があったら、じゃんじゃん質問してくださいねー!
できる限りお答えいたします。

*本解説は小林重工ではなく「589本舗」が書いています。
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恋釣り師
茨城の七つ同公園でチャレンジしてみてください。
ようじ 2016/09/29(Thu)21:54:30 編集
恋釣り師
茨城の七つ洞公園でチャレンジしてみてください。
ようじ 2016/09/29(Thu)22:00:25 編集
七ツ洞公園
恋釣り師さん
情報ありがとうございますー。
そのうち下見に行ってみますね。
今後ともよろしくお願いいたします。
589本舗 2016/09/30(Fri)08:56:51 編集
ななつどう
七ツ洞公園
池が4?段になってまして雰囲気いい公園ですよ、デカいのいますし!
1番上(浅い)
か、下から二番目(深い、バス多し)の池がおすすめです
その他は竿出しにくいです

茨城懇親会、お待ちしております
ラザニア サブロー 2016/09/30(Fri)19:31:50 編集
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