589本舗 釣りエサ「589EX 日本一」をリリースする589本舗の公式ブログ! みなさまからいただいた釣果情報を中心に、新製品情報、イベント情報などを発信!

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見次公園の釣果報告ー!

589本舗です。

ちょいとブログやYouTubeのアップをサボっています。
すいません。

久々に釣果報告いただきました!

と、その前に、いつものように今月の懇親会のお知らせでーす。

日程:10月30日(日)
時刻:10:00ごろから
場所:埼玉県・上尾丸山公園
*悪天候の場合は中止する予定です。

もうおなじみの場所となった丸山公園。
みなさま奮って(奮わなくてもいいですが)ご参加下さいー。

ちなみに、お問い合わせもいただきましたが、参加費は無料です。
というか、参加云々という感じではなく、愛好者が集まるという感じなので。
でも、ちょっとした参加賞はいつもお渡ししております。


てなわけで……Kさん(本名を載せていいのか不明だったので勝手にイニシャルにさせていただきました)からのご報告!

「本日(註・メールをいただいたのは昨日です)、見次公園に行って来ました。

多少涼しくなったせいなのか、真夏に比べ公園は釣りをする方でいっぱいでした。

釣果は鯉3匹、亀も3匹でした。

一匹釣るごとにしばらく休ませる、を繰り返して最後におっきいのが釣れました!」



つーことでKさん、投稿ありがとうございますー。

大きいですねー!
いいですねー!
亜細亜号で釣られたんでしょうか?
このくらいのサイズであれば、亜細亜号を使う価値があるという感じです。

ちなみに、よくお問い合わせいただくのが「亜細亜号でウキ釣りできますか?」というもの。
もちろんできます!
が、重いので(これは二代目 剛の丈五&丈八も同じ、というか、これらの方が重いくらいですが)、何度もエサを打ち返すような釣りには辛いかと思われます。
エサを硬めにして、アタリをじっくりめに待つ感じの釣り方のほうが、腕が楽でしょう。

つーことで、これからもじゃんじゃん釣りまくってくださいねー!

みなさまからの投稿、お待ちしております。


*「コイ釣り八十八ヶ所」のマップはコチラです(動画アップに合わせて、取材場所のマークを増やしていきます)。







「コイ釣りにっぽん vol.5」好評発売中!
プロモーション映像です。

高尚です。



コチラからも見られます。

ノベ竿の釣りのビギナーさんに超お勧め! 「釣子力1号」! 
在庫はつねに確保できるよう、努力しております。



ケータイの方はコチラから。

*映像はテレビショッピングのものです。
仕様はほとんど変わりませんが、スペシャルセットはありません。
それと2セットでのおまけもつきません。
単体、もしくはDVDコンプリートセットのみです。


それと併せて、「ちっちゃいぎょ・釣りセット」もお勧め!
エサを、手をほとんど汚さずハリ付けできるのが素晴らしい。
もちろん589本舗販売部で販売しております!
 
 
ケータイの方はコチラから。
 
皆様からの質問もお待ちしております!
釣りに関係あってもなくても構いません!
投稿していただいた方にはブロマイド送りますよー。
 
::::::::::::::::::::
 
589EX問い合わせ先:589本舗(ごーはちきゅーほんぽ)
tel:090-1693-2763(加藤)*電話番号変わりました。
e-mail:BYH03135@nifty.com
 
589本舗販売部もよろしく!
 
589EXプロモーション:コチラ 
「コイ釣りにっぽん」:コチラ 
「コイ釣りにっぽん vol.2」:コチラからどーぞ!

釣果報告ー!

589本舗です。

久々に釣果報告です。

と、その前に、いつものように今月の懇親会のお知らせでーす。

日程:10月30日(日)
時刻:10:00ごろから
場所:埼玉県・上尾丸山公園
*悪天候の場合は中止する予定です。

もうおなじみの場所となった丸山公園。
みなさま奮って(奮わなくてもいいですが)ご参加下さいー。

てなわけで……今月の懇親会の会場・丸山公園をホームにされている丸山の青い彗星さんからの釣果報告です!

「やりました! 丸山公園での本年50匹達成です!

午後1時30分から、エサ(589EX 日本一)にパン粉をブレンドして、二代目 剛 9尺で開始です。しばらくして、バブルスター発生!30分後に当りました。50㎝の鯉ゲッツです。
3時間居ましたが、合計4匹ゲッツしました。

何故、50匹を目指していたかと言うと、鯉釣りのベテラン(おじいちゃん、自由な時間がたっぷり)が1年で最低50匹は釣っていると自慢気に言っていたので、負けてたまるかと思い挑戦しました。

589本舗のお陰で、鯉釣り歴2年半の私が、丸山公園で楽しい時間を過ごす事が出来て最高です!
(やり過ぎくらいがちょうどいい)をモットーにこれからも頑張ります!」



つーことで丸山の青い彗星さん、投稿ありがとうございます&年間50匹達成おめでとうございますー。
常連のおっちゃんに闘争心を燃やす! よくわかります。
特になんかこう上から目線で話すおっちゃんに対しては、なんとかギャフンと言わせて(古い表現ですいません)やりたくなりますよね……。

ま、個人的には、魚のサイズも数も、ほとんどこだわりがないのですが(なのでサイズなんて滅多に計らない)、釣りに対するモチベーションは人それぞれということで。

今月の懇親会はフル参加できないとのことでしたが、お時間があればちょいと立ち寄っていただければと思っています。

ともあれ、これからもじゃんじゃん釣りまくってくださいねー!

みなさまからの投稿、お待ちしております。
が、たまにアップをサボることがあります(すいません)。


*「コイ釣り八十八ヶ所」のマップはコチラです(動画アップに合わせて、取材場所のマークを増やしていきます)。







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ケータイの方はコチラから。

*映像はテレビショッピングのものです。
仕様はほとんど変わりませんが、スペシャルセットはありません。
それと2セットでのおまけもつきません。
単体、もしくはDVDコンプリートセットのみです。


それと併せて、「ちっちゃいぎょ・釣りセット」もお勧め!
エサを、手をほとんど汚さずハリ付けできるのが素晴らしい。
もちろん589本舗販売部で販売しております!
 
 
ケータイの方はコチラから。
 
皆様からの質問もお待ちしております!
釣りに関係あってもなくても構いません!
投稿していただいた方にはブロマイド送りますよー。
 
::::::::::::::::::::
 
589EX問い合わせ先:589本舗(ごーはちきゅーほんぽ)
tel:090-1693-2763(加藤)*電話番号変わりました。
e-mail:BYH03135@nifty.com
 
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#10:釣り方の基本〜ポイントの選び方。

さて、道具もエサも揃いました。いよいよ実践です。

魚が釣れるかどうかは、魚の機嫌(エサを食う気があるかどうか)次第。お腹いっぱいのときはエサを摂ろうとしないものです。これは人間がコントロールできる話ではありません。
人間の側ができることは、食い気がある魚を効率よく狙うことだけ。それが、ポイント選びの意味です。
簡単に言えば、エサが魚の目の前にくるようにする、ということです。

コイは池のなかを回遊しています。その回遊ルートの近くにエサを投入するのが、コイ釣りの最大のコツです。

もちろん、どこを回遊しているかなんて、同じ池に通い込んでいるベテランでもなければ分かりませんが、基本的なことだけは理解しておきましょう。

コイの主な回遊ルートになるのは、水深が急に深くなる(浅くなる)、「カケアガリ」と呼ばれる水底の急斜面です。投入した仕掛けを少しずつ手前に引いてきて、ウキが急に立たなくなったところ=急に浅くなったところが、そのカケアガリと考えればよいでしょう。
練りエサには集魚力があるので、仕掛けの投入点が多少カケアガリから外れていても魚のほうから近寄ってくれるものですが、正確にカケアガリに投入したほうが釣れる可能性は格段にアップします。



もっとも、ビギナーがカケアガリを探るのは、とても難しいと言わざるをえません。そこで、現実的な方法を紹介しましょう。
まずは使っている竿で仕掛けをできるだけ遠くに振り込むこと。こうすることで常に岸から同じ距離のところにエサを投入できるからです。方向も正確にコントロールできれば、同じ場所に練りエサが溜まり、よりコイを集めやすくなります。
また、岸から遠いほうが、コイが警戒せずにエサを食べてくれるものです。



もうひとつは、岸際ギリギリに仕掛けを落とし込むこと。海の堤防での釣りでは、こうした釣り方を「ヘチ釣り」と呼びますが、これはいわば「コイのヘチ釣り」です。
先ほど、コイはカケアガリに沿って回遊すると書きましたが、岸際が緩やかに深くなる海の砂浜のような状態ではなく、護岸などで足元から深くなっていれば、それに沿って回遊することも多いのです。
竿を振らず、ミチイトをつまんで足元にポチャンとエサを落としてもよいので、同じ場所に練りエサを集めやすいですし、ウキが目の前にあるのでアタリも見やすくなります。



とくに、ヘラブナ釣り師が多いところでは、この釣り方が有効になるケースが多いです。というのも、ヘラブナ釣り師が帰る際に足元の水面に捨てる残りエサを目当てに、コイが寄ってくることがあるからです。
ただし、足元まで寄ってくるコイは、警戒しながらエサを摂る傾向があり、釣り方にはひと工夫が必要になることも。このあたりは後ほど詳しく解説します。

ポイントはシーズンによって変わることがあります。
前項で説明したように魚類は水温に敏感ですので、水温が高すぎる夏場は少しでも水温が低くて溶存酸素量の多い流れ込み(水路や川から池に水が流れ込んでくる場所)に元気のいいコイが集まります。反面、寒い冬は、あまり水が動かない、よどんだようなところのほうがよく釣れることがあります。





ただし、釣れる可能性が高い(と思われる)ところと、釣りやすいところは、必ずしもイコールではないのが現実です。
椅子が置きやすいか、竿を振るスペースがあるか、魚を掛けたあとの取り込みが可能かなど、実際は釣り人側の都合で、ポイントはかなり絞られます。また、釣りができる公園でも、釣り禁止の区域を設定していることがあります。
いかにも釣れそうだからといって、釣り禁止区域や、危険な場所に立ち入らないようにしましょう。

もっとも現実的な方法は、実績のある、つまり誰かがそこで釣ったことがあるという場所で竿を出すことです。釣り物(対象魚・釣り方)によっては、人が探し出したポイントを奪うのは邪道、という捉え方もされますが、こと公園の釣りにおいては、気にする必要はないと思います。
もちろん、そのときそこで釣りをしている子供を蹴散らしてポイントを奪うというのはダメに決まってます(言うまでもありませんね)。また、釣りをしている人のすぐ近くで竿を振るのも、NGだと考えましょう。最低でも使っているノベ竿の長さ分、隣の人との間隔を空けることで、イト絡みなどのトラブルが避けられます。

自分で釣れる場所を探し出せれば、それに越したことはありません。実績のあるポイントと似たような条件をもつ場所を探ってみましょう。
実績ポイントは浅いのか、深いのか? 障害物が近くにあるのか? 水の流れはあるのか? 日向?日陰? そんなことを考えながらポイントを探すことは(それが正解かどうかはともかく)釣りの楽しみのひとつです。


つーことで、「#11:釣り方の基本〜釣りの準備」に続く!

このハウツーコラムを読んで不明な点があったら、じゃんじゃん質問してくださいねー!
できる限りお答えいたします。

*本解説は小林重工ではなく「589本舗」が書いています。

コイ釣り八十八ヶ所 #54:千葉県・手賀沼北千葉導水

589本舗です。

このところハウツー記事をメインでアップしてきましたが、久々に「コイ釣り八十八ヶ所」、アップです!

と、その前に、いつものように今月の懇親会のお知らせでーす。

日程:10月30日(日)
時刻:10:00ごろから
場所:埼玉県・上尾丸山公園
*悪天候の場合は中止する予定です。

もうおなじみの場所となった丸山公園。
いつも一緒ですいません……。
11月以降、寒くなるので、釣パラダイスでの開催が増えそうです。
でもって、来シーズンはちょいと違う場所(茨城、栃木、群馬)などでも開催しようと考えています。

てなわけで……「コイ釣り八十八ヶ所」です!



リンクはコチラ

ここも、これまでに何度か撮影で訪れています。
個人的には、竿を2、3回折られておりまして(すべてカーボン竿)、デカいコイを釣ってほしいなあと思っていたのですが、それは叶いませんでした。
てんていはウキが見える(撮影できる)よう、沖目を狙ってますが、おそらく足元のきわギリギリを釣った方が結果が早く出ると思います。

「ここを紹介してほしい!」なんていうリクエストがありましたら、ぜひお伝えください。
過去に行ったところでも、行ったことがないところでもOKです!

*「コイ釣り八十八ヶ所」のマップはコチラです(動画アップに合わせて、取材場所のマークを増やしていきます)。







「コイ釣りにっぽん vol.5」好評発売中!
プロモーション映像です。

高尚です。



コチラからも見られます。

ノベ竿の釣りのビギナーさんに超お勧め! 「釣子力1号」! 
在庫はつねに確保できるよう、努力しております。



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*映像はテレビショッピングのものです。
仕様はほとんど変わりませんが、スペシャルセットはありません。
それと2セットでのおまけもつきません。
単体、もしくはDVDコンプリートセットのみです。


それと併せて、「ちっちゃいぎょ・釣りセット」もお勧め!
エサを、手をほとんど汚さずハリ付けできるのが素晴らしい。
もちろん589本舗販売部で販売しております!
 
 
ケータイの方はコチラから。
 
皆様からの質問もお待ちしております!
釣りに関係あってもなくても構いません!
投稿していただいた方にはブロマイド送りますよー。
 
::::::::::::::::::::
 
589EX問い合わせ先:589本舗(ごーはちきゅーほんぽ)
tel:090-1693-2763(加藤)*電話番号変わりました。
e-mail:BYH03135@nifty.com
 
589本舗販売部もよろしく!
 
589EXプロモーション:コチラ 
「コイ釣りにっぽん」:コチラ 
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#09:エサの選び方と使い方。

コイはさまざまなものを捕食する、いわゆる雑食性の魚です。水底の有機物(生ゴミ的な感じでしょうか)、水面に浮かぶ昆虫、ザリガニ、小魚、タニシといった小動物、さらには水面に落ちる木の実などまで食べてしまいます。

釣りエサとしては、ザリガニやタニシも使われますが、ミミズと練りエサがポピュラーです。
ミミズと練りエサは、どちらも釣具店などで購入できますが、オススメは練りエサ。ミミズはとてもいいエサなのですが、生きているミミズにハリを刺すのに抵抗がある人は多いでしょう。また、保管が効かないので、釣りに行く前に購入しないとならないため、「気が向いたら公園に……」というスタイルには向きません。
一方、練りエサは、粉末状で売られていて、現場で水を混ぜてつくるものなので、保管も持ち運びも楽。また、水の中で溶け出して広い範囲から魚を寄せることができるので、ポイント(エサの投入点)が完璧でなくても釣れる可能性が高く、結果も早く出る傾向にあります。
なお、人工エサ(ボイリーなど)については、説明しはじめると長〜くなるので、ここでは触れないでおきましょう。
釣具店に行くと、さまざまな練りエサが売られています。コイ釣り用、ヘラブナ釣り用、小魚釣り用のほか、磯釣り用など、バリエーション豊富です。コイを釣るには、当然、コイ釣り用の練りエサが向いています。
589本舗で製造しているのは、小林重工の鋭いアイデアを元に作られた「589EX」「589EX 破泡度(パワード)」「589EX 日本一(にっぽんいち)」。「どんな練りエサを選んだらいいの?」と聞かれれば、もちろん「589EXシリーズ」としか言いようがないですし、実際、よく釣れるエサであると自負していますので(その秘密は……ベテラン向けの話になるので、ここでは割愛)、以降はこのシリーズを例にとって解説します。



589EXシリーズに限らず、練りエサを選ぶカギのひとつは、溶け出す速さです。専門的には「バラけやすさ」などとも言います。
バラけが速いエサは、ハリに残っている時間が短い反面、素早く拡散して魚を集めます。バラけが遅いエサはその反対なので、あまり魚影が濃くなく、じっくりアタリを待つような釣りに向いています。589EXシリーズでは、バラけやすい順に「589EX 破泡度」>「589EX 日本一」「589EX」(後2者はだいたいいっしょ)となります。
下の写真は、水の中に入れて5分くらいしたあとの「589EX 破泡度(右)」と、「589EX(左)」。何分でバラけるかは、水温や、水流の有無、練り込み方で変わりますが、とにかく右のほうが早くバラけていることが分かります。



もっとも、どんな練りエサでも、強く練り込めばバラけにくくなります。また、集魚力を高めるために、大きくハリにつけたり、撒きエサをする(釣り場のルール上、問題がなければ)ことも可能です。ですので、ビギナーの方には、シリーズのなかでも価格の安い「589EX 日本一」をオススメします。

589EXシリーズは少量生産のため、大手メーカーの商品に比べて価格が高いのが難点、というか申し訳なく思っている点です。とはいえ、私の釣りでの平均を考えると、半日の釣りで1/3〜1/2袋の使用であり、より短時間で結果を出せることもあって、気にするほどではないと思っています。
コストを下げるには、ほかの材料と混ぜて使うのが手です。私がよくやるのは、パン粉と半々で混ぜる方法。とくに釣り堀など、魚影の濃い場所では、これで十分な結果が出せています。また、ヘラブナ釣りなど、バラけ性を高めたいときも、バン粉を混ぜるのは良い方法です。
他メーカーのエサと混ぜる方もいらっしゃいますが、実はあまり勧められない方法です。というのも、大手メーカーの練りエサは、釣具店で保管している間に虫が湧いたり、カビが生えたりということを防ぐため、保存料のようなものが含まれているからです。私は、魚がこうした物質を忌避すると考えているので、589EXシリーズには使っていません(反面、虫が湧く可能性があるのですが)。
「589EX」シリーズの作り方は、基本的にすべて一緒。エサ2に対して水1を加え、しゃもじなどを使って水を満遍なくいきわたらせたら2〜3分待ちます。その後、よく混ぜて出来上がりです。「破泡度」に関しては、少し水を少なめ(1〜2割減)にしたほうが具合がよいです。
ちなみに大手メーカーの練りエサであれば、パッケージに作り方がイラスト入りで説明されていますので、それに従って作れば問題ありません。


ヘラブナ釣りをする人は、出来上がったエサの硬さ(これを「タッチ」などと呼びます)にこだわりますが、コイ釣りにおいては、あまり神経質になる必要はありません。極論すれば、ハリについていさえいれば、釣れる可能性は十分にあります。
水を入れすぎてべちょべちょになってしまうと、仕掛けを投入する際にエサが落ちることがありますが、こうなると釣れる釣れない以前の問題です。

水中のエサがどれくらいハリに残っているかは、前述の通り、エサのタイプや練り込み具合、つけたエサの大きさ、さらには水温や水の流れの有無で変わります。強めに練り込んだ「589EX」なら15分以上、もつこともあります。
現場では、エサを投入してしばらくしたら仕掛けを引き上げ、エサが残っているかどうか確認しましょう。何度か繰り返せば、使っているエサがどれくらいもつのか分かると思います。できるだけ正確に把握したいのであれば、エサの投入と同時に、水を張ったボウルなどに丸めたエサを入れて観察すればよいでしょう。私は正直、面倒なのでやっていませんが……。

作ったエサは、ギンナンの実くらいの大きさに丸め、ハリを埋め込んで丸型、もしくは涙型にするのが基本です。





魚の寄りが悪いときは、エサを少しポイントに撒くのがひとつの手ですが(ルールで禁止されていないのが前提)、ほかに大きめ(ピンポン球くらいにすることもあります)につけるのもアリです。
大きくすると溶けて拡散する効果が高くなり、同時にアタリをじっくり待つこともできます。大きすぎると一発ではコイの口に入りませんが、ウキが小さく動く、いわゆる「前アタリ」を我慢して待ち、大きなアタリ(本アタリ)でアワせれば問題ありません。
ただし、釣り堀などの魚影の濃い場所でエサを大きくすると、効率が悪くなるばかりか、周りに寄ってきた魚の体にハリが引っかかる、いわゆる「スレ」が多発するので、常に小さめにつけるのが基本。場所や状況に合わせて大きさやタッチを試行錯誤するのも、楽しい作業かもしれませんね。
つーことで、「#10:釣り方の基本〜ポイントの選び方」に続く!

そうそう、このハウツーコラムを読んで不明な点があったら、じゃんじゃん質問してくださいねー!
できる限りお答えいたします。

*本解説は小林重工ではなく「589本舗」が書いています。
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